還暦過ぎの行政書士チャレンジ

法律初学者の爺さんが第二の人生として行政書士に挑戦する記録です

今生のお別れ

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今日は1年間共に戦った行政書士受験用のテキストや問題集を廃棄する準備をしました。
明日が可燃ごみの日らしいので、明日の朝には今生のお別れです。

 

 

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唯一手元に残しておいたのが「ケイタイ行政書士ミニマム六法」
六法は今後も法改正がなされない限り使えると思ったのと、1冊くらい記念に残しておくことにしました。
テキストや問題集はその時々で入れ替わっていましたが、この六法だけは常に鞄の中で出し入れも激しく、扱いも雑だったこともあってかなりボロくなってしまいましたが今になって思えばそれも想い出です。

合格通知届きました

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27日に合格番号の掲示がされましたが、翌28日には合否通知書が届きました。

これさえ手に入れれば、もう「間違いだった…」なんてこともないでしょうから一安心ですので1年間見守ってくれたダルマさんに目を入れました\(^o^)/

 

気になる記述の得点は28点で、合計192点という結果でした。

 

今回の記述に関しては、「厳しめの採点基準だったらしい」とか「解釈によって回答が分かれる問題もあったのでは?」とか言われているようですが、3問の得点配分も明示されていないので何とも言えない気がします。

 

私の場合、本試験では全く時間が足りず記述の回答も問題用紙にはキーワードをいくつかメモしただけで直接解答用紙に書き込んだため自分の解答を正確に再現できないことから模範解答との突合がかなり曖昧ということもあるのですが、個人的には模範解答にあるキーワードを落としていても、それらしい事を書いていればそこそこの点数は付けてくれているような印象です。

 

合格発表の日


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今日は待ちに待った「行政書士試験研究センター」にて合格者の受験番号が公表される日でした。

 

出勤途上、 普段は素通りしている自宅近くの神社で最後のお願いをして出社。

9時の始業開始と同時にセンターのHPへアクセスするも「 合格者受験番号」のページが開かない。

30分ほど粘ってやっと受験番号一覧のPDFが表示され緊張の一 瞬!

 

「ありました!」\(^o^)/\(^o^)/\(^o^)/

 

何度見直したことでしょう。受験番号の頭から1文字づつ、 これでもかってくらい慎重に照合。

 

「うん、大丈夫、間違いない!」

 

自分の受験番号を見た時の気持ちは、「思わずガッツポーズ」 というのとは、ちょっと違って…

全身の力が抜けていき「あったよ、あったよ、」 と心の中で呟きながら泣いてしまいそうでした。

 

去年のちょうど今頃から勉強を始めて約10ヶ月、 自由になる時間のほぼ全てを費やしてきただけに喜びもひとしおです。

思えば、 高卒の学歴で法律の勉強なんて自分には無縁と思って60年以上生 きてきて、そろそろボケも気になり始めた歳から独学で合格できるとは露ほども考えず、「とりあえず受験だけしてみよう」 と始めた行政書士受験へのチャレンジでしたが、まさか受験一発で合格できるとは…

 

多分に“運”にも恵まれたんだと思います。

 

とにかく今は、誰にというのでなく、自分の周りにいるすべての人に「ありがとう」といいたいです。

 

▼最後に一言

今年の行政書士の受験を考えている方が、何らかのご縁でこのブログにたどり着いた方がいたとしたら、一言だけ言いたいです。

 

こんな私でも独学で合格できたのですから、 今から必死に勉強すればあなたも必ず合格できます。

諦めず、投げ出さず、勉強をやり続けるだけです。

それさえできれば、頭の良し悪しや、 勉強方法なんて関係ないと思います。

 

新年あけましたけど…合格発表まであと26日


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新年あけましておめでとうございます

 

 と言っても、特に何をするわけでもなく普段の休日と変わらないのですが、思えば去年の正月休みにたまたま手にした「フリーター、行政書士になる!」を読んで行政書士受験を決意し、2020年は受験勉強に明け暮れた一年でした。

 

 結果の方は、自己採点択一164点で合格点に16点足らず記述の採点待ちというなんとも中途半端な状態で、なにか新しいことに挑戦しようという気になれない2021年のスタートです。

 

 それにしても、受験から結果がわかるまでに年をまたぐというのは行政書士試験というのはつくづくイケズな試験です。10月に試験実施して年内中に合否を発表って段取りが出来ないものでしょうか?

 

 

 

 

11月8日決戦の日!

昨日無事試験を終えました。

流石に昨日はブログを更新する気力も無かったので本日改めて昨日の試験当日を振り返ってみます。

 

前夜は睡眠薬代わりに焼酎のロックを一杯だけ飲んで21時には就寝。特段興奮して眠れないということも無く朝まで熟睡。

 

試験当日は6時に起床、テキストや問題集をパラパラ眺めるけど気持ちが浮ついて全く頭に入らず、めったにやらない部屋の片づけなんかをして時間を潰しました。

 

早めに家を出て横浜駅構内のそば屋で朝食兼昼食、いつもはかき揚げそば一択のところ、ここはやっぱり験を担いでかつ丼」をチョイス。

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11:20に試験会場の青山学院のある淵野辺駅に到着。1時間ほど余裕がありましたが、どうせ近くのカフェは他の受験生で混んでいるだろうと思い、トイレもある駅の待合室で30程持参した暗記カードを見て過ごしました。

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因みに持参したのは受験票と筆記用具に暗記カードだけでテキスト類は一切持ちませんでした。

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丁度12:00試験会場の青山学院相模原キャンパス着。

案内図によると駅から10分ちょっと離れている場所だったので道がわかるか多少心配しましたがノープロブレム。受験生らしき集団の後をついてゆけばOKでした。途中の数か所と会場の正門前では各予備校の人が「最終チェック用の冊子です」といろいろ配っていましたが荷物になるだけだと思い受け取りませんでした。

 

受験票には12:20までに試験室へ入るよう案内があって、試験開始まで40分もいったい何するの?と思っていましたが、周りの受験生の様子を観察していたり試験の説明などを聞いているとあっという間に試験開始となった気がします。

 

いつも通り第1問目から解き始めましたが「ゲゲッ難しい」というか、悩ましい問題で出だしからかなり時間がかかってしまいちょっと精神的にやられました。

 

その後もスパッと解答できる問題は少なく普段の模試と比べるとかなりペースが悪くどんどん追い込まれて焦りはじめ、一般知識の問47から53までの政・経・社は飛ばして最後にやることにして問54の個人情報にとりかかったところ「日本の人口動態」とか聞かれて「ナニコレ政・経・社がまだ続いてるの?」と焦る気持ちに更に追い打ちをかけてきます。

 

とりあえず、読み始めてしまったので問54から初めて最後の文書理解を解き終えたときには、すでに試験終了10分前。周りではパラパラと最終確認をしている様子を感じつつ、残された問47から53までは、冗談半分で考えていた全問2を選択するという最終手段を取らざるを得なくなりました。

 

結果的に、これまで繰り返してきた模試とは違い全く時間が足りなかったという状態で、最後に見直すつもりでマークしておいた数問も見直すことは出来ず、最後の数分は放心状態で、問題も読まず2を選択した政・経・社を解く気力も出ませんでした。

 

この段階で完全に「落ちた!」と実感、絶望感につつまれ、もう1秒たりとも早くここから出たいと思っているのに、答案の回収と回収した答案の数を数えているのか?やたら時間がかかり30分近く絶望の渦中で待たされました。

 

帰路はショックで家に帰らずこのままどこかへ行ってしまいたい思いでした。

帰宅後も当然予備校の解答速報など確認する気にもなれず、大河ドラマ麒麟が来るを見ながら黙々とアルコールを体内に注入することに専念。

 

 

この時点では不合格を確信していましたが、問題も読まずに2を選択した政・経・社の結果が気になり各予備校の解答速報を確認したところ、気になっていた問47から53までの内、正答番号2というのは1問だけ、個人情報だと思って解いた問54は3で正解できたので結果政・経・社分野では2問の正解でした。

 

ここまで確認したらついでにどのくらい間違ったかも気になり他の問題も自己採点してみると、記述を除いた合計得点で164点、合格基準点まであと16点と思ったより点が取れていて驚きました。

 

こうなると気になるのが記述の得点ですが、これがまた微妙に模範解答の内容を外してる。

とはいえ、もしかしたら部分点が…という記述もあるので、試験センターの大人の事情で激甘な採点になることに一縷の望みを残して約10か月間の「行政書士チャレンジ」は終了しました。

 

今から合否発表までの約2ケ月間も甚振られたうえ「178点で不合格」なんてことだったら、さらにそこから数か月は激しく落ち込むし、いったいこの試験にどれだけ苦しめられるんだい!!

 

 

試験前最後の連休、今日が最終日

まとまった勉強時間が取れる4連休も今日で終わりです。

「やり切った!」

と、言えるまでには至らなかったけれど…

 「やれる事はやった!」

と、一応の最終準備は整いました!

 

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この4日間で実施したのは、肢別過去問集一周と、記述対策を主眼に置いた条文と判例の暗記カード作成。

予定では千問ノックも一周回すつもりでしたが挫折しました。

 

明日から試験前日までの4日間は、仕事中を含めこのカードを常にポケットに忍ばせ暗記に集中します。

 

既に委縮も始まっているであろう自分の老脳でどこまで暗記できるかわかりませんし、そもそも作成したカードの内容が適切かどうかも疑問ですが、ここまで来たら自分を信じて決めたことをやるだけです。

 

前日の土曜日に昨年度の本試験問題をもう一度実施してみようかとも考えていますが、ここで合格点に届かなかったりすると、かえって不安を増幅するだけのような気もしますので悩ましいところです。

 

今日はもうこの後夕食まで少しボーッとして、3日ぶりにガッツリ呑んで早めに就寝、明日から試験が終わるまで禁酒します!

 

LECの「直前ヤマ当て模試」結果

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先月月初に自宅受験したLECの「直前ヤマ当て模試」の結果が本日マイページの方で公開されたので早速確認しました。

 

点数の方は、記述以外はすでに自己採点で分かっていたことですが独学の弱みと言いますか、自分が今どのあたりの位置にいるのかを知る一つの参考にはなりました。

 

この時期にきて一応「合格ライン」というコメントは正直ホッとしたところで、不安だらけだった自分の学習方法に自信を持つことが出来、これから本試験までの残り少ない日々を迷うことなく送ることが出来そうです。

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配点の方は

記述抜きで176点

内一般知識は足切りギリギリの24点

記述が42点で、合計218点という結果でした。

 

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やはり私の場合、最大の課題は一般知識の足切りということになりそうです。

といっても、この分野で今から出来ることと言ったら「個人情報・情報通信」分野くらいで、あとはどこまで行っても”運”の要素がつきまといます。

まぁ、受験も一つの勝負だと思えば”時の運”と考えて、必要以上にここに惑わされないように取り組むしかないです。