還暦過ぎの行政書士チャレンジ

法律初学者の爺さんが第二の人生として行政書士に挑戦する記録です

クレアール、伊藤塾2社の無料問題冊子に挑戦

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今週は市販模試の代わりに資格予備校が無料で提供している問題を2冊やってみました。

実施したのは以下の2冊
クレアールの「基本確認択一式模試問題」
伊藤塾の「実力診断ハーフ模試」

結果の方は、それぞれ
基本確認択一式模試問題
 54問中 正答39問 正答率72.2%
内訳としては
 基礎法学 1/2
 憲法   5/5
 行政法  16/19
 民法   8/9 
 商法   2/5
 一般知識 7/14
合計すると 156点で、今回の問題に無かった多肢選択式を全問パーフェクトに正解すれば丁度記述抜きで180点となる計算ですが、これまでの模試を振り返っても多肢選択を全て正解できたことは無いので、今回もあと一歩という結果でした。

比較的素直な問題ばかりだったので、これは9割以上正解しとかないといかんかも…


実力診断ハーフ模試
 31問中 正答24問 正答率80.6%
 注)記述式2問を除き、多肢選択式1問を空欄毎に4問として計算
内訳としては
 基礎法学 1/1
 憲法   3/4
 行政法  8/9
 民法   4/6
 商法   1/1
 多肢選択 4/4
 一般知識 5/7
こちらは点数付けはしませんでしたが出題数のギリギリ8割の正解という結果でした。

今回2社の無料問題に取り組んでみた感想として、問題の傾向というか出題の仕方にはかなり相違を感じました。

クレアールの「基本確認択一式模試問題」は基本的な論点を短めの選択肢で問うといった素直な問題で、変にひねったり単純なミスを誘発するようないやらしさも無くタイトル通り「基本を確認」するための作りになっているように感じました。

対して、伊藤塾の「実力診断ハーフ模試」は論点自体はそれほど突飛なところや細かなところというわけではないものの、過去問ベースの出題形式から一ひねりして、論点を事例に落とし込んで解答を導き出せるか?という、暗記よりも理解を問う傾向にあるように感じました。


今回見出した課題としては、商法・会社法の基礎力をもう少し付けることと、個人情報・情報通信関連も疎かにできない、という2点でした。

憲法行政法民法に関しては、今の「肢別→千問ノック→市販模試」というサイクルの勉強を継続すれば何とかなりそうな気がします。

鬼門は相変わらず一般知識の政・経・社ですが、こればかりはどうにもならないでしょうね...