市販模試5社13回分集計結果
5社「TAC、合格革命 、LEC、伊藤塾、成美堂」全13回の市販模試を実施した記述抜きの得点結果ですが、最低点は154点(成美堂の第1回分)、最高点は184点(LECの第3回分)、平均点は172点。全13回のうち180点超えは3回(TACの第2回・第3回分、LECの第3回分)のみ。一般知識の足切りに該当したのが1回(LECの第2回分)。
流石に記述0点という事もないと思うのと、本試験に比べ模試は難し目という話も聞くことから、現状を維持すれば何とかギリギリ合格ラインには載せられるのではと思う反面、知識を前提に確実に正誤判断しているかというと、そうでもない問題も多々あったというのが正直なところで、合否の可能性としてはほぼ半々というのが妥当な線でしょう。
せめて勝率6〜7割を確信できるレベルまで持ち上げたいところですが、この時期から知識量を増やす方向へシフトするのは現状を維持するという前提が崩れる危険を大いにはらんでいるので、とにかく今までやってきた肢別と千問ノックをひたすら反復する方針は変えず、曖昧な部分を潰してゆくのと記述対策として条文と判例の言い回しの暗記に取り組んで行くつもりです。
【科目別正答問題数集計】
▼科目、目標、平均実績、乖離
基法 1 1.5 +0.5
憲法 4 3.9 -0.1
行法 18 14.6 -3.4
民法 8 7.5 -0.5
商法 3 3.3 +0.3
多選 10 9.0 -1.0
※一知 6 7.5 +1.5
※一知内訳
政経 1 3.0 +2.0
情個 3 2.1 -0.9
文理 2 2.2 +0.2
▼課題と対策
課題は行政法と、一般知識の情報通信・個人情報関連。
この内、情報通信・個人情報関連は今の肢別と千問ノックだけでは問題数が不足気味なので、今回実施した模試の該当問題だけを日々のルーティンに加えてゆく。(余裕があれば政・経・社も軽くやっておきたい)
模試12回目に挑戦、合格革命第3回分
結果は、記述抜きで166点。
相も変わらず行政法がボロボロでした。不正解の6問中難易度レベルをみると「易」が2問、「普」が3問、「難」が1問で決して難問を落としているわけではなく、「できなきゃ話にならないよ」(易)、「できて当り前よ」(普)といった問題を落としているのが情けない…
また、2択までは絞りながら最終的に誤るという傾向も変わらずといったところで、要は細部の暗記が不十分で詰め切れていないのが原因のようです。歳のせいにはしたくないけどやっぱり暗記は辛いんですよね。
※尚、問26は誤植があって出版社のホームページにて訂正情報が掲載されています。
本試験で言うところの没問で、訂正済の問であれば正答できた問題なので○としてカウントしました。しっかし、合格革命シリーズって誤植が多過ぎ…
▼科目別の得点配分は以下の通り。
基礎法学 1/2 4点
憲法 4/5 16点
行政法 13/19 52点
民法 8/9 32点
商法 3/5 12点
多肢選択 7/12 14点
一般知識 10/14 40点
記述抜合計 170点
今回の模試で唯一喜ばしいのは、記述が3問ともほぼ完璧に近い解答が書けたこと。記述に関しては対策用の問題集も買ったものの一通り読んだだけで、問題を"解く”ということはしてなく、コレといった対策はしていませんでしたが、これまでの模試で何となく問われ方が分かってきたのが結果に繋がってきたように思えます。
模試11回目に挑戦、今回はTACの第3回分
結果の方は、なんとかギリギリ記述抜き180点の目標をクリアできました。
市販の模試11回分をやって、180点を超えられたのは今回が2度目になりますが、最初の180点超えもTACの第2回分でしたので、TACの模試は他社の模試に比べ比較的点数が取りやすいのかもしれません。
ただ、今回の180点超えは一般知識の政・経・社7問中5問20点分はたまたまマークした番号が”当たった”というものですから、実質的には相変わらず160点台というのが実力です。
特に今回は憲法が1問しか正解できなかったのは痛いところですが、今回の模試で貴重な教訓を得ることができました。
それは、「問題文をよく読む!」ということです。
基本中の基本で当たり前のことなのですが、事例説明のある民法は別にして、短めの5択問題の場合ついつい○を選ぶのか☓を選ぶのかだけを確認して直ぐに各肢を読み始めてしまうことがあります。
今回のTACの憲法では、そこに落とし穴があって問題文の前提を見落として間違ったり必要以上に悩んで時間を無駄にしてしまったという経験をしました。
更に言えば、☓を選ぶべきところを○を選んでしまったというケアレスミスが2問あった点も本試験に向けて何か実効性のある具体的な手立てが必要です。
▼科目別の得点配分は以下の通り。
基礎法学 2/2 8点
憲法 1/5 4点
行政法 17/19 68点
民法 7/9 28点
商法 3/5 12点
多肢選択 11/12 22点
一般知識 10/14 40点
記述抜合計 182点
暗雲立ち込めてる感ありますが…
本試験まで残すところあと2ヶ月と、いよいよ直前期と呼ばれる時期にはいってきましたが、ここに来てtwitterでは模試の結果を晒すのはどうだとか、You Tubeでは他社の学習方法を否定し誹謗中傷するようなコメントを残したりといった騒ぎがあるらしく、なんとなく落ち着きが無いようです。
コロナも一向に収束する気配はなく、試験会場での感染可能性を考えると不安は残りますし、安倍首相の突然の退陣でこれから日本の政治はどうなって行くのか?というのも気がかりです。
まぁ、そんなこんなで暗雲立ち込めてる感があり、私自身もあと一歩で合格も見えてきそうなのに、その一歩がなかなか届かない…
そんな思いで、焦りや絶望感でくじけそうなのですが、とにかくここまで来たら良い意味で開き直って、残された2ヶ月間を精一杯努力してみるしかありません。
思えば、今年の年明け早々勉強を始めたときは一発で合格しようなどとは夢にも考えてなく、「とりあえず受験だけでもしてみよう」という気持ちだったわけですから、ここまで頑張れたことは我ながら上出来です!
どこかのCMじゃありませんが、
試験当日、家を出るときに「頑張って なんて言わない 頑張っていたこと 知っているから」なんて言われたい(^^;)
模試10回目に挑戦、今回は成美堂の第2回分
結果の方は、記述抜きで168点。
う~ん、やはりどうしても「行政法」の得点が伸びません。
先週は肢別と千問ノックの回転を中止して行政法の基本テキストと条文を読み込んだのに、全く成果として表れてくれません。
また、これまで3問中2問は取れると思っていた文書理解が今回は1問しか取れず足切りギリギリで再び不安が…
▼科目別の得点配分は以下の通り。
基礎法学 0/2 0点
憲法 4/5 16点
行政法 15/19 60点
民法 9/9 36点
商法 3/5 12点
多肢選択 10/12 20点
一般知識 6/14 24点
記述抜合計 168点
市販の模試も残すところあと3回分ですが、このままでは目標の記述抜き180点はかなり厳しい状況です。
模試の結果を分析し今後の勉強方針を立ててみた
これまで市販の模試を9回実施しましたが、目標としている記述抜きでの180点がなかなか見えてこない現状をなんとか打破しないといけないと思い、模試の結果を踏まえて現状を把握し対策を立ててみることにしました。
といっても、学生時代を含め受験勉強とは無縁の生活を送ってきた身で独学ですから大した分析はできません。
とりあえず、科目別の目標と模試の結果の乖離をみると、明らかに不足しているのは「行政法」で次いで「情報通信・個人情報保護」となり、「民法」「多肢選択」が若干不足しているという結果でした。
最も不安視している一般知識の「政・経・社」に関しては、平均3問以上は取れているので必要以上にここに不安を感じる必要は無いのかもしれません。
具体的には行政法であと5問、情報通信であと2問、多肢選択であと2箇所、民法であと1問を得点する必要があります。
多肢選択と民法は現在の勉強方法を継続して行くとしえ、問題は行政法と情報通信ですが特に行政法を徹底的に見直す必要がありそうです。
というわけで、これまでの模試で誤解答だった行政法の問題をピックアップし、それぞれ分野とテーマを書き出してみました。
結果としては「行政不服審査法」が苦手のようで、中でも審査請求のテーマで誤解答が目立ちました。
分野毎に出題問題数も異なっているので、誤解答の数だけで単純に苦手分野やテーマを絞れるわけではないと思いますが、少なくとも現状で理解が不足している分野であることは間違いないので、誤った問題個別に対応するのではなく抽出した分野・テーマ全体に対する条文・判例をトータル的に学習して一つ一つ潰してゆこうと思います。
情報通信については、新しい知識が必要で過去問を繰り返してもあまり意味がないように思うので、これまでの模試から該当問題だけコピーして日々少しづつやってみようかと考えています。