還暦過ぎの行政書士チャレンジ

法律初学者の爺さんが第二の人生として行政書士に挑戦する記録です

バカの一心でテキスト&条文を読む!

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amazon プライムビデオで「ラーメン食いてえ!」というドラマを観ました。

内容の方は☆1つというのが私の評価で、正直なところ時間の無駄をしたかなと思うのが率直な感想ですが、一か所だけ胸に刺さるシーンがありました。


ストーリーとしては、夫婦で長年営んできた人気ラーメン店の主人が女子高校生の孫娘にラーメン造りを教えるというものなのですが、その修行中なかなか上達しない孫娘が「自分は不器用だから…」と嘆く場面で祖父であるラーメン店の主人が以下のようなセリフを語ります。

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不器用なことは職人にとって重要な資質なんだ
器用な奴はある程度まで早く上達する
だから仕事を甘く見て楽することを覚えてしまう
結局成長の伸びしろが小さい
不器用の一心に勝る名人は無い
という言葉があるが
この一心が肝心なんだ
お前の一心を見せてみろ
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特に感動的なシーンでもなく、セリフの内容もいつもなら聞き流してしまうようなものなのですが…

セリフの中の「不器用」を「学歴もないバカ」に置き換えると今の自分の心境にピッタリときます。

 

とりあえず基本テキストを読み進め、六法も買って少し読んでみましたが、読めない漢字はあるわ、「いったい何を言ってるんだ?」と、書いてあることがさっぱり理解できないこともあり「やっぱり自分には基本的な学力に無理があるのかな」と思い、ちょっと自信を失いかけていたところなので、考え方の軌道修正をするキッカケになりました。

 

学力が無く読めない漢字もあるし、人より理解力が劣っているかもしれないけど、それって「伸びしろ」なんだから、諦めずもう少し頑張ってみよう。読めない漢字には仮名を振ればよいし、一度で理解できなければ二度三度読めばいい。きっとそれが伸びしろとして実力になる日が来る!…のだと思う。

 

「バカの一心に勝る受験者は無い」

 

大学の法学部を出たとか、法律関係の仕事についていた等々で「行政書士試験程度楽勝だ」と思っていても不合格になる者もいるのが現実で、そうした奴らを最後(合格発表の日)に笑い飛ばしてやろう!!