還暦過ぎの行政書士チャレンジ

法律初学者の爺さんが第二の人生として行政書士に挑戦する記録です

行政書士試験を受験しよう!

さて、2020年ブログ再開にあたっての新たな決意とは…

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「今年の行政書士試験を受験する!」というものです。

「今年の行政書士試験に合格する!」でないところが、早くも決意の希薄さを滲ませていますが(^^;

 

▼決意のきっかけは

正月休みの暇潰しにとブックオフでまとめ買いした本の中の一冊「フリーター行政書士になる/松田美幸著/中央経済社」を読んだからですが、特に「行政書士」に興味があったわけではなく「フリーター」という言葉の方に惹かれて選びました。

 

というのも、私は現在61歳、年内には62になります。一昨年の3月に定年退職し、現在も再雇用で継続勤務していますがそれもあと3年で終了。そうなると手に職があるわけでもなく何のコネもない身では、再就職もままならないであろうことは容易に想像がつきます。結果、好むと好まざると「フリーター」というのが現実でしょう。

 

行政書士の仕事って

正直なところ、今回の本を読むまではよく知りませんでした。

「役所(行政)へ提出する書類()をつくる人()」程度の理解で、具体的な仕事内容は今一つイメージできなかったのですが、本を読んだ後にネットでも少し調べたところ、自分のヤル気やアイデア次第で幅の広い仕事ができそうなことがわかりました。個人事業主として独立開業の道が開けるというのも魅力的です。たとえ収入面で不安があっても、子供達も独立した今なら多額の借金を抱えるようなことでもしない限り多少の冒険も可能ですし、第二の人生として人に使われて苦労するより自分で決めたことで苦労してみたいです。

 

▼とは言うものの、根本的な問題として

学歴もない還暦過ぎの私が合格できるレベルの資格なのか?という現実的な問題もあります。

「書くだけで夢がかなう!」手帳も持っていないし、「満願成就のご利益がある壺」も持っていないので、ここは冷静に現実的な可能性を見極める必要があります。

もちろん、ある程度「ダメ元で挑戦」という考えも視野に入れての話ですが、限られた時間と環境の中では「絶望的に無理」ってこともあるのが現実です。

 

そもそも資格試験には学歴や実務経験の縛りがあるものも少なくありませんが、幸いにも行政書士にはそうした縛りはなく、大卒でもなくこれまで全く畑違いの仕事をしてきてた私でも受験資格自体は問題ありません。

 

肝心の現実的な”合格可能性”についてですが、行政書士試験研究センターに掲載されている過去の問題数年分を見る限り、中途半端な取り組みで受かるような試験ではなさそうですが、全く歯が立たないという程でもないような気がしました(気がするだけかもしれないが)。

 

平均合格率10~15%という数値だけを見るとかなり厳しい気もしますが、資格試験の合格率というのは必ずしも試験内容の難易度を表してはいないと思います。むしろ平成30年度の最年長合格者が77歳というデータに勇気づけられました。

 

家族や職場で宣言をして自分にプレッシャーをかけるというのも考えましたが、そこまでの自信もないので、このブログで自分自身への宣言に留め、ひっそり地味に頑張ってみようと思います。