肢別10周超えてからのひと工夫
肢別過去問の12週目終了まであと少しというところですが、さすがに10周を超えると間違った問題も解説の冒頭数文字を読んだだけで「あっ、そうだった!」となってその後の説明は読み飛ばしがちです。
でも、それって”間違えを次に活かす”という最も大切な部分を端折っているような気もします。どんな理由(ケアレスミスでも)にしろ間違った事実はあるわけですから、そのまま通りすぎてしまっては意味がありません、間違ったという事実だけでも何かトリガーを見つけて記憶に残しておくべきでしょう。
また、自分なりにはちゃんと理由つけまでわかって回答しているつもりでも、条文や判例の言い回し通りに説明できるかというと怪しいものも多く、そうしたキーワードや言い回しを正しく暗記することで記述対策としても有効だと思います。
とはいえ、興味も無くただ字面だけ目で追ってもあまり意味は無いので、何か一工夫して何度も読んだ解説ページでも「もう一度読もう」という気にさせる必要があります。
そこで、考えたのが千問ノックやスマホのU-CAN資格アプリで採っているいる、解説文のキーワードを赤シートで隠すことで、解説文自体を問題集として再利用してしまうという手法。
同じ問題・解説を「一問一答」と「赤シート」という2通りのアプローチで学習できるようになっているU-CAN資格アプリ
因みに、私がこれまで行政書士のために投資した教材単価としては肢別過去問集の4,180円というのは最も高価なので、とことこん使い込んでやりたいという貧乏根性もあって、この「赤シート再利用作戦(KaMe命名」を肢別過去問でも利用してみることにしました。
ということで、百均で購入したのがこちらの「暗記用マーカー&シートセット」
隣に写っている「暗記用メガネ」ってのも買ってしまいましたが、これは予想通りちょっとね…(無駄だと半ばわかりつつも買ってしまう百均の罠(^^;)
当然、肢別過去問集は千問ノックのように赤シートに対応した紙面編集はされていないので、そのままでは解答欄が見えてしまい「目隠し」になりません。付属のマーカーペンで解答(○☓)部分を全部塗ってしまうという手もありますが、それもちょっと面倒臭いので、私は赤シートの方にマステを貼って〇×部分が見えないようにしました。
これで、先ずは「キーワードをマーキングする」ために新たな気持ちで解説文を読むことが出来ますし、次回からはマーキングした個所を解答できるか?という視点で読むことが出来るようになると思います。
一点注意として、百均の「暗記用マーカー&シートセット」ですが、たまたま私が購入したものだけの個体差なのかどうかわかりませんが、付属のマーカーペンはインクの出にムラがあって裏抜けしてしまうことがあるので、そうしたことが気になる人にはお勧めできません。